令和5年10月に口春行政区で開催した協議体の中で「市バスがどこを走っているのか分からない」「デマンドバスの利用方法が分からない」といった声がありました。そこで令和6年4月と5月に協議体を開催し、参加したみなさんと、日頃利用するスーパーや病院などへの行き方や時刻などをまとめたバス新聞を作成しました。その中で、市バスに乗ったことがない方から「みんなで一緒に乗ってみよう」との声が上がり、6月3日試乗しました。
当日は参加者それぞれが最寄りのバス停から市バスや西鉄バスに乗り市役所に集合し、デマンドバスの登録や嘉麻市高齢者交通支援事業の申請手続きを行いました。また証明書が発行されるのを待っている間に高齢者介護課や交通政策課の職員の方から市バスやデマンドバスの利用方法について話を聞き、帰りは事前に予約していたデマンドバスに一緒に乗りました。参加したAさんは「今まで使い方が分からず利用できなかったですが、乗ってみると難しくなかったので、これからはバスを利用したいです」と話されました。