10月25日(水)の昨日は、平成29年福岡県社会福祉大会に参加しました。
NHK解説委員後藤千恵さんの記念講演では、年収300万円以下の世帯が33%になり、貯蓄がゼロの世帯もあり、今後も厳しい状況が続く中で、新たな社会をつくっていくことが大切だと話されました。行政に頼るだけではなく、それぞれができることをし、誰かの役に立つ。そんな地域の力を高め、自分たちで地域を作るという新たな地域共生社会が求められています。誰かの役に立ちたいと思っている人と困っている人をつなげる仕組みや農業と福祉といった他事業を組み合わせて、地域住民と連携できるような新たな仕組みが求められており、様々な工夫やアイディアが必要とされています。
高齢者だから困るのではなく、最後に誰かから必要とされる生きがいを感じられるようになり、働く=幸せ、「楽しい」が原動力になるのがこれからの働き方であると学びました。
嘉麻市では、5つの協議体で、市民の皆さんがお住まいの地域の5年後、10年後のことを話し合っています。改めて、市民の皆さんが主役となる共生社会について考える時間となりました。