春日市のクローバープラザで、福岡県地域福祉活動担当職員連絡会の自主研修会「ファシリテーターと学ぶ~理想の話し合いとは~」が開催され、参加してきました。
この研修会は、話し合いや会議の場づくりをする機会が多く、その進行技術を学ぶことで、事業の質を高めていくことを目的に開催されたものです。
講師から、この研修の目的やプログラム、ルールに関する説明を受けて、参加者が共有した後、グループに分かれて自己紹介を行いました。
次にこれまで経験したよい話し合い、悪い話し合いについて、グループ内で一人5分ずつ発表し、その体験から見いだせる理想の話し合いを行うために必要な要素や視点について、意見を出し合いました。
その後、3つのグループに分かれて、話し合いのモデルケースを作って、実践を行いました。
話し合いの目的を明確にすることやその目的や参加者に合わせた環境(雰囲気や資料)づくりなど準備が大切であること、話し合いの前のルール作りや板書によって、出された意見を可視化することが有効であることなどを実際に体験をとおして学ぶことができました。あっと言う間に時間が経ってしまう、内容の濃い研修会でした。
今回の研修会で学んだことを地域の中での話し合いや会議などのこれからの活動に役立てていくとともに、その技術を高めていけるよう、さらに学び続けていきたいと思います。