午前10時から山野第一公民館で、福祉推進員の第4ブロック懇談会を、午後2時からは、漆生中央公民館で、第5ブロック懇談会を開催しました。 どちらの懇談会でも話題に上がったのが、少子化、高齢化によって子ども会や老人会といった地縁組織の活動が亡くなってしまったり、存続が厳しい状況になってきているということでした。 ある推進員さんは、「昔はいろんな行事を通じて、参加者のことを知ることができていたが、今はどこにどのような人が住んでいるのかということを把握することも難しくなってきている。」と話され、「地域住民同士のかかわりが減ってきている中で、誰もが気軽に参加しやすいサロンにしていきたいが、今のように月に一度の集まりでいいのかと感じている」と思いを語られました。これに対して、毎週サロンを開催されている地区の推進員さんからは、「昼食の準備など負担が大きいところを見直して、みんなでお茶を飲んでわいわいと楽しむだけでもいいと思いますよ」といった意見も出ていました。
今日で、ブロック別の懇談会はすべての日程が終了しました。定例会の中ではなかなか聞くことのできない、福祉推進員さんの悩みや活動への思いなども聞かせていただきました。また、各ブロックで出された課題を整理していくと、どの地区も抱えてある共通の課題も見えてきています。これらのことを2月1日に開催する定例会の中で、推進員のみなさんと共有し、これからの活動について考えていきたいと思います。