講座10日目★

今日は、10日目の市民後見人養成講座でした。先週に引き続き、成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の加藤丈夫司法書士にお越しいただき、後見開始から終了までの実務について学びました。
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1コマ目は、身上監護についてでした。本人と信頼関係を築くこと、本人を取り巻く人々との関係を築いていくことなどの話を伺い、本人にとって最善の利益を考えていくこの業務の大切さを感じました。本人にとってどうすることがいいのか、加藤司法書士も日々悩みながら支援を行っているとの話もありました。また、施設に入所した際に後見人として必要となる身上監護の内容等も具体的に学びました。
2コマ目は、終了事務について勉強しました。成年後見の終了原因はいくつかありますが、後見人が辞任する場合の手続きについて、辞任の許可を求める申立書が必要になるため、その記入について教わったほか、辞任に伴って生ずる事務についても学びました。また、本人が亡くなられた場合は何をしなければならないか、改めて整理することができました。相続人への財産の引き継ぎについてでは、遺言がある場合の話もありました。
最後まで慎重に業務をしなければならない後見人の責任の大きさを改めて学ぶことができました。

次回は2月17日です。いよいよ講座も終盤です。

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