先日訪問した家の庭にみかんの木があったのですが、よく見てみるとセミの抜け殻がとまっていました。季節外れの光景に何だか嬉しくなると同時に、セミが冬を越すことはあるのだろうかと、ふと気になり調べました。
セミといえば、羽化して1週間しか活動できないというイメージがありましたが、最近の通説では10日以上、長ければ1か月程度生きる種もいるとのことです。ただし、冬を越すことはなく、新たな卵を産むと役目を終えるそうです。
個人的な価値感になりますが、人間にとっての1か月は些細なもので、あっという間に過ぎてしまいます。しかし、セミとは違い、人間はどう過ごすかを選択することができます。セミの一生を思えば、日々をもっと有意義に過ごさなければと気づかされた出来事でした。