3月3日、山田ふれあいハウスで第2層協議体全体会を開催しました。緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍ということもあり、リモートでの開催となりました。
あそびの工房もくもく屋事務局長の田川雅規さんから、気軽に会えない環境の中で、「できない」「仕方ない」と諦めるのではなく、「コロナ禍でも、地域のつながりをつくっていける」と感じられる話をしてもらいました。
田川さんから、ボールペンを使ったゲームのような問題が出され、参加者は一生懸命正解を探します。周りの人を見たり、「うまくできないね」と、近くの人と話したりしました。その行動を振り返りながら、私たちの行動の裏にある心理状態を解説されました。相手の心理を理解することで、その方の思いや気持ちを想像することができました。
普段から無意識に行っている人とのおしゃべりを、意識して声をかけあうことで、相手に楽しかったな、他の人にも教えてあげようと思ってくれたら、その声かけが他の人に広がっていきます。サロンとは、公民館に集まることだけではない。人と人との会話が生まれる場所がサロン。いつでも、どこでもサロンはできる。その声かけが、誰かの見守り活動にもつながるのだと感じました。
本会主催でのリモート会議は初めてだったため、音声がハウリングしたり、声が届かないなどのトラブルがありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。