特別養護老人ホーム第二稲穂園での実習

今日は、市民後見人養成フォローアップ講座の施設実習として、6名の受講者が特別養護老人ホーム第二稲穂園にうかがいました。
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職員の方から施設の概要等についての説明を受け、施設内の見学をした後、利用者の方々とお話しする時間を設けていただきました。
「ゆっくりと、はっきりとした口調で話しかけてください」「尊敬の念を忘れずに、同じ目線でお話してください」「否定せずに、話を聞いてください」などの職員の方から注意する点を教えていただき、2人一組になって、少し緊張した様子で利用者の方に話しかけられていました。
最初の方は、利用者の方も「何事か」と身構えられている様子でしたが、少しずつ表情もかわり、笑い声も聞かれていました。
終了後に、受講者の方に話を伺うと、「何度も同じことを訴えられる方への応対が難しかった」「炭鉱など共通の話題が見つかったので、話が途切れることがなかった」「言葉を発しづらい方が身振り手振りで積極的にコミュニケーションを図ろうとしてくれてうれしかった」「中にはしゃべりたくない、煩わしいと感じられている人もいた。無理に関わらないことも大切だと思った」といった感想を述べられていました。
明日がこのフォローアップ講座での施設実習最終日です。

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