今日は、フォローアップ講座の最終日でした。
初めに、高齢者介護課の池田課長から挨拶をいただきました。市の高齢化率はどんどん上がっていて、嘉麻市内で認知症の症状がある方は2,000人近くいることが分かっており、このような時代に、市民の方の力が欠かせないということのお話もありました。
その後は、本会事務局長の木山が最後の講義を行いました。先週の講座から1週間たち、その中で成年後見制度についての変化があり、現在は法的に認められていない郵便物の開封や死後の火葬手続きなどを、後見人が代行することを認めるといったことの国会提出を目指す動きがあることの話がありました。
成年後見人の権限が拡大されるとともに、担い手の確保がますます重要になりますので、嘉麻市社協は今後も市民後見人養成講座を開催していく予定です。
その後はグループに分かれ、ワイワイ楽しく学習しました(*^_^*)グループ分けからアイスブレイクで、言葉や字を書いたりせずに、ジェスチャー等で誕生日順に分かれ、相手といろんな方法でコミュニケーションをとって確認し合うことの大切さを学びました。
それから、一枚の絵を見て、二つの見え方に気付くかどうかというゲームをチームで考え取り組みました。
例えばこの絵は、、、
一見カエルにしか見えませんが、少し見方を変え、首を右横に傾けて見ると、馬にも見えます。
このような絵を何枚か、チームで教え合いながら、二つの見え方を探しました。一回見えたものがなかなか頭から離れず、もう一つの見方が分からずに、、私自身が苦労してしまいました(^_^;)
このことから、物事を多角的、多方面から見つめることを教わりました。たとえば利用者の方を支援する時も、自分の価値観だけをおしつけずに、いろんな考え方をもち、まわりの考え方も聞きながら関わっていく事が大切だと思います。
最後に、閉講式を行い、11名の市民のみなさんに修了証をお渡ししました。一人ひとりから感想もいただきましたが、「まだまだ学ぶことがたくさんある」「何かの役に立ちたい」「現場で実際に利用者の方と関われたことがとても勉強になった」とみなさん語って下さいました。
今日で全てのカリキュラムが終了しました。ありがとうございました。
これから、みなさんと支えあいのまちづくりを一緒に進めていけたらと思います(*^_^*)