平成27年度市区町村社会福祉協議会会長・常務理事・事務局長研修会が、今日、明日の二日間開催されています。
1日目の今日は、「市町村社会福祉協議会の現状と課題」「制度改正への取り組み及び地域課事業説明」「社会福祉法人改革の動向等について」等の報告、説明を受けたのち、厚生労働省社会・援護局地域福祉課地域福祉専門官の藤咲宏臣氏から「地域福祉をめぐる課題と施策の動向について~社会福祉協議会に求められる役割~」というテーマで講演がありました。
その中で、生活困窮者自立支援制度が目指す目標は、「生活困窮者の自立と尊厳の確保」と共に、「生活困窮者支援を通じた地域づくり」であるとの話がありました。そしてそのためには、早期把握や見守りのための地域ネットワークを構築すること、既存の社会資源を活用し、不足していれば開発・創造していくこと、そして、「支える、支えられる」という一方的な関係ではなく、「相互に支えあう」関係を作っていくことが重要であることを改めて理解することができました。