今日は、粕屋町福祉センターで行われた災害ボランティアセンター設置運営訓練(座学)に参加してきました。
福岡県防災研究会の宮﨑雄輔さんが講師として話をされました。
最初に、過去の大きな災害において災害ボランティアの方々が活躍されていること、時間雨量50mmを上回る豪雨が全国的に増加しており、近年、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化していること、2013年11月にフィリピンに襲来したスーパー台風のこと、大規模な火山噴火の発生のおそれがあることなど、近年の災害についての話がありました。
次に、物理的、肉体的な被害は表面化しやすいが、精神的、経済的、社会との関わり、情報に関することについての被害は潜在化しやすいこと、災害救援の最終目標は被災者(地域)がその人(地域)らしい暮らしを取り戻すことであるということ、災害ボランティアの活動範囲は被災者ニーズとボランティアの発想により様々なことが活動範囲となることなどの話がありました。
最後に、災害ボランティアセンターの役割とその運営に必要な物、お金、情報についてのこと、災害ボランティアセンターの設置マニュアルは全国どこでも使えるものは存在しないこと、災害ボランティアセンターを設置したあとの動きについての話がありました。
次回は11月29日に直方市で行われます。今回学んだことを活かして訓練に参加し、今後につなげていきたいと思います。