災害ボランティアセンター連携研修会

今日は九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマに特定非営利活動法人さくらネット代表理事の石井布紀子氏が基調講演をされました。石井布紀子氏は現在茨城県常総市で、鬼怒川水害の被災者の支援をされているそうです。
東日本大震災、鬼怒川水害などの大規模災害における活動の振り返り、様々な団体との協働、民間組織による支援の充実化、全国災害ボランティア支援ネットワークの概念についてなどの話がありました。
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第二部は、公益社団法人日本青年会議所福岡ブロック協議会の大館健太郎氏から、市町村社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組み、日頃からの相互理解を深める活動について話がありました。
第三部は、北九州市、嘉麻市、志免町、大牟田市で災害が発生したことを想定して、関係者が集まって、シミュレーション訓練を行いました。被災地域の実情把握、行政区長からの相談への対応、当面のコーディネート、資器材の確保、情報の発信などについて、「誰が、何を、どうするのか」ということを考えていきました。市担当課職員の方と、課題やこれからの検討すべき事柄を共有するとともに、他の参加者の方からも様々な考え方などを教えていただき、とても貴重な機会となりました。
今回の研修会に参加して、平常時から様々な団体の方と関係を作り、いざというときにお互いがサポートし合える関係をつくっておくことが被災者支援につながっていくと感じました。

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