先日、「炭鉱の記憶」の情報収集のために、碓井地区で、個人で資料室を造られている坂本さんのお宅を訪問しました。
いろいろ話を聞きながら、資料室の中を歩いていると、方言に関する張り紙を見つけました。
とても興味深かったので、ここで少しご紹介します。
・えずい→こわい ・おらぶ→さけぶ、どなる ・きびる→結ぶ ・せからしい→うるさい ・そうつく→動き回る
・たまがる→おどろく ・よこう→休む ・へたばる→くたびれる ・そこにき→そのあたり
・どける→除く ・なんかかる→よりかかる
地域に出て、特に高齢な方とお話をしていると、このような方言がどんどん出てきます。中には同じ地域で暮らしてきた私もなかなか理解できないものもあります。取材のときなど、意図的にその方が使った方言を使って質問することで、少し理解できたり、会話がスムーズになるように感じることもあります。方言には不思議な魅力があるのだなと思います。
もっとその地域の方言やその語源などを勉強していきたいなと思います。