第3期市民後見人養成講座 3日目

今日は、稲築住民センターにて第3期市民後見人養成講座の3日目を開催しました。
1コマ目は、福岡県高齢者・障害者虐待対応チームに所属している社会福祉士の森高清一さんから成年後見制度の基礎として「成年後見人と市町村の責務」〜市長申立など、行政の果たす役割と責任について〜をテーマにお話いただきました。障がい者支援のDVDで他国の意思決定の支援について学んだ後、合理的配慮や自己決定について、権利擁護業務における嘉麻市の役割と責任等について説明がありました。
次に嘉麻市の福祉施策を学ぶため、「高齢者支援の仕組み」について嘉麻市高齢者介護課 課長補佐の坪根紀代さんから嘉麻市の現状について、高齢化が加速し後期高齢者が増加することや低所得者層が多いこと、また介護保険料の現状についてお話いただきました。
最後に、障がい者支援センターたいよう 相談支援専門員の石本糸江さんから「障がい者を支援するしくみ」についてお話いただきました。どのような方がサービスを利用できるかやサービスの種類、誰もが自分らしく生きる権利があることなどについて説明がありました。
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講座を受けて、誰もが自分で決める権利を持っているということや、人の生き方や暮らしはその人のものであり思いを大切にするということを学びました。自分の価値観で判断して予防線を張るのではなく、本人の意思を尊重して一緒に考えていくことが大事だと感じました。

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