福岡県生活支援ボランティア養成研修

12月13日(日)飯塚研究開発センターで開催された福岡県生活支援ボランティア養成研修に参加しました。
最初の講義は、本会事務局長の木山が、地域包括ケアシステム、高齢者福祉の歴史、高齢者の社会参加による生きがいの創出や介護予防、地域支えあい事業についての説明をしました。その後、困りごとを抱えている方の事例をグループワークしました。様々な意見が活発に交わされ、参加者の皆さんは真剣に課題の解決方法を考えていました。地域での支えあい、助け合いの関係作りには「お互い様」の関係を作っていくことが重要であること、誰もが何らかの強みを持っていてそれぞれがその強みを活かしていくストレングスモデルの考え方について学びました。

次の講義は、因 利恵 氏 から高齢化の推移と将来推計、平均寿命と健康寿命、本人とその家族の希望する介護の違い、コミュニケーションを取る上で気を付けるべきこと、簡単な介助の方法、加齢による体への変化、生活支援を行う上で気を付けるべきことについての説明がありました。コミュニケーションの取り方については訪問介護員研修のビデオを素材として説明を受けました。ビデオを見て感じた問題点を個人で考えた後、グループワークで話し合いをして、自分では気が付かなかった問題点に気付かされました。生活支援では自分でできることは手伝わないこと、コミュニケーションの基本である受容、傾聴、共感について改めて学びました。

今回の研修で学んだことをこれからに活かしていきたいと思います。

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