4月17日午後8時に更新された全国社会福祉協議会地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センターの情報です。
4月16日(土)1時25分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3により熊本県内と大分県内の広い範囲で強い地震が発生し、現在も余震が相次いで発生しています。
今後、被災地では更なる余震により、被害拡大や倒壊家屋等による二次被害が起こる可能性が指摘されています。
南阿蘇村などの被災地では現在も、倒壊した家屋に取り残された住民の人命救助が行われています。
【熊本県】
震源となった熊本県内では県内全域において、甚大な被害が発生しました。
本日17日(日)時点では、死者40名、行方不明者11名、重軽傷者1,037名の人的被害が生じています。
住家被害も調査が続いており、同時点では全壊399棟、半壊171棟、一部損壊667棟となっていまが、被害状況の把握が進むにつれて、件数が増加することが予想されます。
昨日16日(土)未明の本震により県内での被害状況が拡大したことから、本日、熊本県社協では職員が益城町・菊陽町・大津町・宇土市・宇城市等を手分けをして巡り、被災状況の把握と支援体制準備等の支援にあたりました。
また、熊本市社協でも市内の被害状況の把握を進めました。
【大分県】
大分県社協は、県内の市町社協支援、情報把握のため「大分県災害救援本部」(大分県災害ボランティアセンター)を昨日16日(土)に立ち上げ、被害のあった 地域に県社協職員を派遣するなどの対応を行っています。