昭和40年6月1日、山野炭鉱でガス爆発事故が発生し、237名もの尊い命が奪われました。
稲築町制40周年記念運動公園には、その慰霊碑が建てられており、毎年6月1日には、親族の方などが異例のために参拝されます。近くに住むAさんは、公園内が殺風景なのが気がかりで、いつも6月1日が近づくと何かできないかと考えらえていたそうです。
そのような中、先日本会が開催した協議体に関する勉強会に参加されました。その中で、自分のできることで地域づくりに参加していくことが大切だと感じ、さっそく、ご近所の方を誘って、慰霊碑の近くにある花壇の整備をはじめられました。
今日、「ちょっと見に来んね」と誘っていただいたので伺うと、二つの花壇にきれいな花が並んでいました。
Aさんは「みんなが来る6月1日には、もう少し咲かせたいな」と植えたばかりの花を見ながら話してくれました。
また、「今は2人しかおらんけど、仲間を増やしていって、みんなが花を見に来たり、作業をしに来たり、気軽に集まれる場所になったらいいなと思いよるんよ」と話されていました。