5月22日、竹田ベースキャンプからは39名の方が参加され、南阿蘇ボランティアセンターの活動人数は延べ119名でした。
本日、センター内の本部班など数名の運営スタッフの変更に伴い、震災から約1カ月経ったこともあり、今後の長期的な支援も含めて、地元社協職員が主になって地域を支えるためには今のセンターの運営をどうするべきかを話し合いました。話し合いの中、「がれきを見るのではなく、人を見る」という意見がでました。がれきの撤去や家の片付けだけを困りごととしてとらえるのではなく、そこに暮らす人の生活を支えていく視点を、運営スタッフやボランティアの方にも持ってもらうことが大切だという話になりました。
地域は違いますが、嘉麻市で行っている社協活動を、被災地でも行い、南阿蘇村を支えていきたいと思います。
写真は、県外の方がボランティアセンター宛てに送った、励ましのお手紙です。ボランティアの方や運営スタッフの中にも、被災した方がいらっしゃいます。今日も「自分の家は家の中の壁に亀裂が入ったくらいだから、被害がひどかった南阿蘇のお手伝いをしたいと思って来ました。」という、ボランティアの方もいました。直接被災した地域に来られなくても、さまざまな方法で被災地域を支えることができるのだと思いました。