竹田ベースキャンプ閉所式

7月31日、5月1日から開設された南阿蘇村支援竹田ベースキャンプは今日をもって閉所となりました。
そのため、職員4名はベースキャンプの拠点となった、旧荻支所に行き、資材の整理や片付けなどの作業を行いました。
午後4時40分頃に、ベースキャンプ最後のボランティアさんが南阿蘇村から戻って来られると、3ヶ月間、協力して下さった地域社協の方が、「お疲れ様でした」と声をかけながら、コメント付きの手作り弁当などを手渡されていました。
午後6時からは、閉所式が行われました。社協会長や地域社協会長が挨拶されたのち、3カ月で1,991名のボランティアさんがベースキャンプを通じて活動に参加されたことなどの報告をされました。
最後にボランティア代表の方が、「ベースキャンプを支えるたくさんの方がいたからこそ、自分たちは安心して活動することできました。」と感謝の気持ちを伝えられました。
このベースキャンプを通じて、たくさんの出会いがあり、つながりが生まれました。
このつながりを大切に、引き続き南阿蘇村支援に携わらせていただきたいと思います。
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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ94日目

7月30日、今日は、竹田ベースキャンプから38名のボランティアさんが参加され、南阿蘇村災害ボランティアセンターの活動者数は76名でした。
朝からたくさんの方が来てくださり、1件のニーズに予定以上の人数で対応していただいたことで、8件中7件の作業が完了しました。
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明日はローラー調査を行うため、その準備や地図の作成、これまでの調査の集約を行いました。時間がかかる作業でしたが、より分かりやすく使いやすいデータを作っていくことも、これからの生活支援を行う上で大切だと思いました。
明日も南阿蘇村だけでなく、立野サテライトの活動もあります。ボランティアさんのご協力、よろしくお願いいたします。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ93日目

7月29日、今日は、ゴミ集積所が休みのため活動はなく、センターで訪問表の入力等の事務作業を行ったほか、現地調査に行きました。
垂玉温泉山口旅館の調査に行ったのですが、行く道のりは斜面上の岩塊が今にも落ちてきそうなところや道路に亀裂が入っているところなど危険な場所がいくつかありました。
到着し、旅館の専務、重機を扱う団体オープンジャパンの方と社協とで今後の作業等の打ち合わせを行いました。旅館内を案内していただきながら、まずは必要な物と処分する物の分別から始められることとなりました。南阿蘇村災害ボランティアセンターは、往復の道のりが安全になるまで、ここでの活動はできないため、オープンジャパンの方々が対応されることとなっています。
露天風呂があった場所も崖崩れで被害に遭っています。その横に滝があるのですが、地震の前は半分しか見えておらず、崩れ落ちたために上の方から見えるようになったそうです。温泉で働かれている方が、「滝も上の方から姿を見せて、私たちを励ましてくれている」と話されたのが印象的でした。
隣にある地獄温泉の方も来られていて、これから3年ぐらいかけて復興に向けて頑張ろうと話されていました。
今後、作業が進んでいく中で、ボランティアセンターが対応できることも出てくるのではないかと思います。
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明日は、南阿蘇村災害ボランティアセンターだけでなく、立野サテライトの活動もあります。ニーズも多く、たくさんボランティアさんの力が必要です。明日も暑い1日になりそうですが、どうかご協力お願いいたします。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ92日目

7月28日(木)、今日も南阿蘇村は快晴で、とても暑い1日でした。竹田ベースキャンプからは30名のボランティアさんが参加され、南阿蘇村災害ボラセンターの活動人数は40名でした。
7件のニーズがあり、ボランティアの方ほとんどが15時過ぎまで帰ってこられず、活動報告の時に伺うと、とても大変な作業ばかりだったということでした。みなさん日焼けされ、土砂などで洋服も汚されお疲れになっておられても、笑顔で「少しでも役に立てたらと思って」と話されたり、東京から竹田ベースキャンプを通して来られた方は「私は1日だけど、依頼された方はこれからが大変だと思う」などと言われていました。
今日は、マッチングやグルーピングの他、実績入力等の事務作業、これまでローラー班が調査した訪問表の入力、整理等も行いました。
明日はゴミ集積所が休みのため活動は限られたものとなりますが、自分にできることを精一杯行いたいと思います。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ91日目

7月27日(水)、今日は竹田ベースキャンプから18名のボランティアさんが参加され、南阿蘇村ボランティアセンターの活動人数は29名でした。
本会職員は、受付、マッチングを行い、ボランティアさんを送り出したあとに、午後から1件の現地調査に行きました。避難所から仮設住宅に移るため、引っ越しを手伝ってほしいという依頼内容でした。依頼された方が、「避難所から仮設住宅に移ることに不安がある」「食事のことなど今から心配で夜も寝られない」と今のお気持ちを話して下さいました。不安な気持ちを、一緒にひとつひとつ解決してきましょうと伝えました。
今度の30(土)31(日)は、立野サテライトが開所します。数多くのボランティアさんのご協力をお願いいたします。

※もうすぐ8月に入り、日差しも強くなり気温も上がっていきます。ボランティアに参加される際は、熱中症対策をしっかりと行ってさい!

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南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ90日目

7月26日(火)、今日の南阿蘇村は山に少し雲がかかり雨が心配されましたが、1日中青空が広がりました。ゴミ集積所が休みのため、竹田ベースキャンプからのボランティアさんの受け入れはなく、水田のがれきと流木の撤去の活動に8名のボランティアの方が参加されました。

ボランティアの方を送り出してから本会職員は、午前に2件、午後に1件の現地調査に行きました。そのうち2件は土砂の撤去の依頼でしたが、重機を使用した方がよいと判断されたため、別のボランティア団体にも依頼することになりました。

また今日は、現在避難所を中心に活動を行っているサロンカーが、ボランティアの方にもゆっくりしてほしいということでセンターに来ました。車内は8名ほどがゆったりと座れるスペースで、飲み物を飲んだりお菓子を食べながら過ごすことができます。サロンカーを運営するスタッフの方の話によると、車なので移動することもでき、南阿蘇村では名水100選に選ばれた場所を訪れ、避難所にいた方も久しぶりに来ることができたと、嬉しそうにしていたそうです。被災された方々を支える方法は、まだまだたくさんあるのだと考えることができた出来事でした。

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嘉麻市社協災害ボランティアセンターからのお知らせ(H28.7.26)

嘉麻市社協災害ボランティアセンターからのお知らせ(H28.7.26)

【1】竹田ベースキャンプの閉所について

センターで紹介をさせていただいていました竹田ベースキャンプは、当初の予定どおり7月31日をもって、閉所することとなりました。
8月からは、南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター(南阿蘇村災害ボランティアセンター)でのボランティアの受け入れが九州圏内まで拡大されます。
地震発生から3ヶ月過ぎましたが、地震の被害に加え、水害が発生したため、みなさんのお力が必要です。ぜひ、災害ボランティア活動にご協力ください。
 
下記は、南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター情報より転載しています。
【休館日およびボランティア受入れの変更について】
①ボランティア受入れの変更について
竹田ベースキャンプの閉所に伴い、8月1日よりボランティアの受入れを九州圏内に変更致します。活動当日にボランティアセンターへ来ていただき、直接受付となります。翌日雨天の場合には、前日夕方以降に活動中止を決定する場合があります。その際にはFacebookまたはTwitterにて通知致しますのでご確認いただいた上でお越しいただければと思います。
②休館日について
8月1日より、毎週火曜日が休館日となります。加えて、8月は13日~15日はお休みです。ボランティア活動に係る手続き等(災害従事車両証明書およびボランティア活動証明書の発行など)もお早目にお願い致します。
センター運営日の電話対応の時間帯には変更ありません。午前8時半~午後5時までとなっております。

【2】福岡県内社協職員のみなさまへ
センター運営スタッフのご協力(お願い)

上記の事情により、8月におきましては、現在のスタッフでは対応できないことが予測されます。そこで、福岡県内の社協職員のみなさまの中で、スタッフとしてお手伝いできる方がおられましたら、ぜひ、ご連絡ください。
なお、本会の職員もこれまで同様お手伝いに伺う予定ですので、ぜひ一緒に熱心に活動されているボランティアさんを支えてください。

日にち 平成28年8月1日~31日の連続する3日間
①水~金曜日 ②土~月曜日
8時集合~17時30分頃(ミーティング終了まで)
※前泊も可能です。
※職務上、上記日程での調整が難しい方は別途連絡ください
場所 南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター(南阿蘇村災害ボランティアセンター)
   熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字久石2705 南阿蘇村社会福祉協議会
問い合わせ 嘉麻市災害ボランティアセンター(木原)
E-mail tiiki@kama.syakyo.com

南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ89日目

7月25日、今日は竹田ベースキャンプからは20名の方が参加され、南阿蘇村災害ボランティアセンターの活動人数は計26名でした。
本会職員は、受付、マッチング、グルーピングを行いボランティアさんを送り出したあと、午前中に1件、午後2件の現地調査を行いました。屋根のブルーシート張り、荷物の運搬などの2件の新規ニーズがあり、明日以降に活動を行うことになりました。
本日の活動は、夕方から突然の大雨が降ったりと不安定な天気で、1件の活動を完了、4件の活動が継続となりました。
調査で訪問したお宅の方は飲食店を経営されており「夏に入り、昨年はたくさんの人が南阿蘇村を訪れていたが、今年はどうなるかわからない。とても寂しくなった」と、涙ながらに話して下さいました。南阿蘇村も少しずつ復旧し、飲食店や観光施設も規模は縮小しつつも経営しているお店があります。被災地に行くまでに時間はかかりますが、 一度、南阿蘇村へ観光に訪れてみてはいかがでしょうか。ご協力よろしくお願いします!

南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ85日目


7月21日、今日の南阿蘇村は1日中晴れで、じりじりと照りつけるような暑さでした。

災害ボランティアセンターでは、41名のボランティアさん(うち竹田ベースキャンプ29名)が活動されました。

本会の職員1名は、昨日に引き続き、中松地区と東下田地区の再調査に行きました。

調査をする中で、ご自宅の敷地内に崩れ落ちた石垣を撤去してほしいというニーズが、新たに上がってきました。崩れた石垣とご自宅との幅が狭く、人力では難しいとの判断の上、重機で対応することになりました。

今週末の南阿蘇村は、晴れの予報が出ています。たくさんのボランティアさんのご協力をお願いいたします。

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南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ84日目

7月20日、今日は昼前に雨が降り、午後からの活動が心配されましたが、すぐに止み、1日通して活動することができました。

蒸し暑い中でしたが、40名のボランティアさん(うち竹田ベースキャンプ30名)が活動されました。

本会の職員は、以前 現地調査をしていた中松地区の再調査に行きました。19件のお宅を訪問し、そのうち10件の方にお会いすることができました。

住民の方から、家の中は自分たちで片付けたこと、地震では被害がほとんどなかったがその後の大雨で土砂崩れが起きたこと、大雨警報が発令されるとすぐに避難所に避難していることなど、たくさんのお話を伺うことができました。

また、何度も話を聞きに来てくれて嬉しいと言っていただき、改めて現地調査の大切さを実感しました。

再調査の結果を持ち帰り、今後に繋げていけたらと思います。

 

明日は、竹田ベースキャンプから25名のボランティアさんが参加される予定です。

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