第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目

6月22日、今日は第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目を開催しました。
特別養護老人ホーム初花施設長の百枝孝泰さんから「自己実現、自己決定を尊重した支援について」というテーマでお話を伺いました。
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市民後見人養成講座基礎編でも講師として来てくださった百枝さんは、最初に基礎編の振り返りを行い、成年後見制度ではできるだけ自分の人生は自分で生きていけるように、その人の自己決定を尊重した支援をとおして本人の最善の利益を目指すことが大切だという話がありました。
次に演習として3つの事例を基に、「自分だったらどうするか、後見人等としてどうするか」考え、次に近くの人と意見を交わしました。
まとめの部分では、自己決定は本人の特性や周りの環境が大きく影響すること、本人にあった選択肢を探していくためには本人自身や周りの環境をよく見ることが重要であること、また「もし自分だったら」と置き換えて考えることは必要なこともあるが、それだけでは自分の価値観を押し付けてしまう危険があること、何が正解かはわからないけれど、本人と一緒に悩みながら、省み乍ら支援していく姿勢が大切であることを学びました。
次回は6月29日に開催します。

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