今日から、第4期市民後見人養成講座(基礎編)が始まりました。
開講式を行った後、最初の講義として、弁護士の岩城和代さんに成年後見制度の基礎~地域福祉と権利擁護~をテーマにお話しいただきました。
法定後見と任意後見の違い、判断能力の不十分な高齢者・障がい者の尊厳を守るために成年後見制度があること、同じ地域において同じ市民目線で、本人の心に寄り添うことのできる市民後見人が求められることなどをわかりやすく話していただきました。
次の講義では、本会のかま権利擁護センター長の木山が講師を務めました。グループに分かれ、 一つの事例に対して、どのようなことが課題であるのか整理し、必要な支援について考えました。相談に対して、どう対応するか、相談を図式化することによって整理することが大事ということや、これからの講義で、民法を学んでいくこと、また、しっかりと自分の価値観(自己覚知)を知る事が大切だということを学びました。
次回は、11月28日(月)です。