12月5日(月)、市民後見人養成講座3日目の最初の講義は、福岡県社会福祉士会の朽網貴子さんに、成年後見制度と市町村の責務をテーマにお話をしていただきました。市町村申し立てとはどのような制度なのか、申し立ての際の流れや市町村の役割、成年後見制度利用支援助成事業について学びました。
次の講義は、嘉麻市高齢者介護課高齢相談支援センター係の上村美智子さんに、嘉麻市の福祉施策~高齢者支援の仕組み~をテーマに、嘉麻市の現状や「高齢者の笑顔がやさしい、健やかで元気に暮らせる長寿のまち」と掲げた嘉麻市の高齢者福祉の基本理念を実現するための各種施策や事業などについて、わかりやすく説明していただきました。
最後の講義は、障がい者相談支援センターたいようの石本糸江さんに、障がい者を支援するための仕組みについて、障害者総合支援法のことや、実際に利用できるサービスや手続きの方法などを事例を通して話していただきました。また成年後見制度を利用しながら、障がい者の権利を擁護し意思決定を尊重する視点や支援者として関わる時に忘れてはいけないことを学びました。
次回は、12月12日(月)です。