秋分の日

 9月23日は秋分の日ということで祝日でしたが、みなさんはどう過ごされたでしょうか。所謂二十四節気の一つであるこの「秋分」ですが、調べてみたところその由来が意外なものだったため紹介します。秋分の日は元々「秋季皇霊祭」という儀式が基になっており、皇族の霊を敬う日として親しまれていたそうです。戦後、この「霊を敬う」が「祖先を敬い、なくなった人を偲ぶ」という意味に転じ、現在の秋分の日へと改名されました。この風習が秋のお彼岸につながってくるというわけですね。春分の日も同様に「春季皇霊祭」に基づいており、どちらの祝日も日本古来の伝統と深い結び付きがあることか分かります。
 祝日に限らず、日本には様々な「○○の日」が存在します。その由来やルーツを紐解いていくことでより親しみがわき、何気ない一日の捉え方が変わるかも知れません。