嘉穂地区地域福祉推進委員会

今日は、嘉穂老人福祉センターで、第24回嘉穂地域福祉推進委員会を開催しました。
委員のみなさんに、①嘉穂地域福祉推進委員会からの本会理事の選出について②嘉穂地域福祉推進委員会からの共同募金嘉麻市支会理事の選出について協議していただきました。
その後は、判断能力の低下した方々を支えていくための取り組みについて事務局から説明しました。みなさんからは、「難しいけど、考えていかなければならない課題やね」との声もありました。
この取り組みについて、もっといろんなところで話をし、知っていただかなければならないと改めて感じました。

風薫る五月

最近は、半袖で歩ける日もあれば、長袖に上着が欲しい日もあって、天気に左右されていますね。
日中の気温はどれぐらい違うものでしょうか?

晴れた日なら日差しが強いので、昼間はすっかり半袖の陽気です。
一方、冷たい風がふき、雨が降り続く日は、ほとんど気温が上がりません。日中でも、4月初めに戻ったような寒さになります。

初夏の薄着に慣れていると、この雨の寒さがこたえる気がします。
急に気温が下がると、風邪を引いたり体調を崩しやすいので、みなさんお体に気を付けてくださいね。

第46回理事会

今日、10時から、稲築住民センター1階会議室にて第46回理事会を開催しました。
5名の理事、2名の監事が出席し、以下の議案について協議されました。
議案第132号 25年度事業報告及び収支決算について
議案第133号 運営規程の一部改正について
また、事務局より以下の報告を行いました。
報告第36号 専決事項について
報告第37号 感謝状の授与について

議案についてはどちらも全員一致で可決されました。

コラム募集

毎月発行している嘉麻市社協だより「えがお」には「コラム交差点」というコーナーがあり、みなさんからの「声」を募集し掲載しています。テーマは特にありませんので、日常の中で感じておられることなどをぜひお聞かせください。よろしくお願いいたします。

★原稿について ・時数は、800字以内です。 ・タイトルの有無は問いません。 ・氏名を必ず記載していください。

★コラム掲載について ・コラムとともに投稿者の指名を掲載します。 ・掲載する場合には、投稿者に事前連絡いたしますので、連絡先を忘れずに記載ください。

★応募方法 ・氏名、住所、連絡先を明記の上、E‐MAIL、郵送、FAXのいずれかの方法でご投稿ください。 E-MAIL tiiki@kama.syakyo.com 郵送先 嘉麻市岩崎1143番地3 嘉麻市社会福祉協議会 FAX 0948-83-8005

訪問先で

先週、訪問したTさんの玄関に一枚の絵が飾ってありました。

お話を伺うと、絵ではなく、Tさんが刺繍されたとのこと。細かな作業でとても時間がかかったと話されていました。刺繍ならではのふっくら感があり、とても素敵でしたよ。

260518

第24回稲築地域福祉推進委員会

昨日、午後1時30分から、第24回稲築地域福祉推進委員会を開催しました。

今回は、①稲築地域福祉推進委員会からの本会理事の選出について、②稲築地域福祉推進委員会からの共同募金会嘉麻市支会理事の選出について、協議をしていただきました。

また、本会が進めている、判断能力の低下した方々を支えていくための取り組みについて説明し、ご意見をいただきました。

なお、地域福祉推進委員会は、来週にかけて、山田、碓井、嘉穂地域においても開催していきます。

筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会

今日は、飯塚市立岩公民館で開催された平成26年度筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会に出席しました。
まず、基調講演があり、福岡県社協事務局次長兼地域福祉部長の波多江氏が「県下の社会福祉協議会を取り巻く情勢について」というテーマで話をされました。社協を取り巻く情勢について、合計特殊出生率の低下による人口の減少、ホームレスや生活保護、孤立死、ひきこもり、虐待等の問題等があるとの話があり、改めて「誰もが」安心して暮らせる福祉のまちづくりを使命とする社協が取り組まなければならないことを考えなければならないといことを強調されました。
その後、総会に入り、飯塚市社協会長の挨拶があり、以下の議案について協議しました。
第1号議案 平成25年度事業報告について
第2号議案 平成25年度決算報告・監査報告について
第3号議案 平成26年度事業計画(案)について
第4号議案 平成26年度予算(案)について
第5号議案 筑豊ブロック市町村社協連絡協議会役員(案)について
全ての議案が全員一致で可決されました。
最後に、今年度も筑豊ブロックの27社協の連携、情報交換を大切にしていきましょうという閉会の挨拶があり、終了しました。

支えあい事業の相談

今日は、ちょっとした困りごとをの相談を受けました。

お話を伺うと、高齢になり、今までできていた草取りや床下の荷物を動かすことができなくなったとのことでした。

本会では、このような困りごとを市民の方に協力していただき、解決をしている地域支えあい事業を実施していますので、現在、協力できる方に相談し、来週中にそのサービスを実施できるように調整しているところです。

最近、このような困りごとの相談が増えてきていてますので、協力できる方を募集しています。特別な資格はいりませんので、関心のある方はぜひご連絡ください。

嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

ひきこもり家族の集いのお知らせ

本会では、「ひきこもり」の問題に悩んでいるご家族を対象に、「ひきこもりの家族のつどい」を開催しています。

参加者の方からは、こんな意見をいただいています。

「ここで話をすることで、今までとはちょっと違うものの見方ができるようになった。」「私だけじゃないんだと思って、元気になれた。

今月は、下記の通り行いますので、関心のある方はご連絡ください。

 

日時  5月28日木曜日 13時から15時

場所  寄ってこハウス

参加対象 ひきこもり家族をもつ方

問い合わせ  嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

 

今月の一冊

社協だよりNo.99に掲載している『今月の一冊』をご紹介します★

『こころの医療宅配便 精神科在宅ケア事始(ことはじめ)』
著者/高木俊介  出版社/文藝春秋

この本は、精神科医である著者が京都で取り組んでいるACT(Assertive Community Treatment)の活動について書かれています。ACTとは、重いこころの病により長期入院や頻回入院を余儀なくされていた人が地域で生活するための支援の方法です。この支援の特徴は、本人の暮らしている所に、医師や看護師、精神保健福祉士など様々な職種の専門家がチームを組んで訪問するところにあります。それにより治療だけでなくリハビリテーションや社会復帰支援、就労支援まで一貫して行うことができます。また、その支援が24時間365日行われます。日本では財政的にも制度的にも基盤が整っておらず、著者が初めて取り組み、ACTを京都で行う組織として『ACT-K』と呼ばれています。
 本の中では、ACT-Kのスタッフが支援をしている方々の具体的な事例がいくつか挙げられており、病院を出ていざ地域で暮らしていくなかで、病状や周囲との関係でうまくいかないこと等が描写されています。そんな時にACT-Kのスタッフは、本人の声を一番に大切にし、そばにいて一緒に考えながら解決していくのです。
 著者をはじめとするスタッフ全員が、本人が『希望』を手にすることができるよう一生懸命に支援する姿が印象的です。また、本に登場する地域でいきいきと生活できるようになっていく方々の話から、支えるということはどうあるべきなのかを見つめなおすことができました。他にも日本の精神病院の問題や根強く残る偏見について問題提起されており、たくさんのことを感じ、考えることができた一冊です。