11月20日(月)、平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)を受講しました。
午前中は、福岡市社会福祉協議会 藤田博久さんより、生活支援コーディネーターと協議体について説明がありました。少子高齢化への処方箋の一つである介護予防や公助と自助・互助の一体化による地域包括ケアシステムについて、また、生活支援コーディネーターには地域の福祉力を高めていくようなアプローチが求められていることを学びました。
午後からは、福岡市や福津市の生活支援コーディネーターと共に、本会職員も嘉麻市の活動状況を報告しました。
その後、福津市役所 いきいき健康課 朝長弘美さんより、生活支援コーディネーターと協議体に期待される機能と役割について説明がありました。地域の支え合いを推進していくのが生活支援コーディネーターの役割で、地域に住む人々に出番と役割をつくり、地域の情報を共有し、地域づくりを自分たちで進めていくことが協議体に求められていると学びました。
最後に、社会福祉法人 ふくおか福祉サービス協会 地域包括支援部 野瀬寿さんより、高齢者の生活支援ニーズと生活支援サービスについて、説明を聞きました。ニーズには、安心を基盤とし、掃除や料理などの日常的な家事があり、サービスには、話し相手や安否確認など包括的な方法、配食、掃除サービスなどの単品サービスがあることを教わりました。
今回の研修で、生活支援コーディネーターとしての役割や協議体とは何かについて、様々な視点から学ぶことができました。2日目の研修では、さらに学びを深めたいと思います。