12月13日に大隈の鮭神社で行われた鮭献祭の写真を、地域の方が社協に持って来てくださり、祭のようすや鮭神社のことを教えていただきました。
当日は、氏子をはじめとする地域住民や水産業関係者が一同に参拝し、遠賀川を上ってきた鮭を鮭塚に奉納したそうです。境内には鎌倉時代に植樹されたといわれる嘉麻市指定天然記念物の「夫婦楠」もあり、縁結びや夫婦円満の御利益があるとのことでした。
以前、鮭神社の清掃活動に参加したとき、境内から階段を下りたところにある木の前で「これは博打の木と呼ばれていて、この葉っぱをお財布に入れたらお金が溜まるよ」と地域の方に教えてもらいました。その事を思い出し、話をすると「いや反対の意味なんよ、博打で負けてスッカラカンになる木よ」と言われました。落ち葉を拾って手帳に挟んだのを思い出し、複雑な心境になりつつ、地域の行事や言われを知るのは楽しいなと思いました。
今年の鮭献祭を振り返られ、笑顔で話を聞かせてくださり、行事をすることで集いの場が自然とできていることを感じました。地域の大切な行事を知ることができた貴重な時間となりました。