3月15日(木)、第12回なつきちゃんにしとなつきちゃんひがしで、合同勉強会を開催し、22名が参加しました。
福岡市社会福祉協議会 地域福祉部長の藤田博久さんから「協議体の役割と機能について」をテーマに話してもらいました。
「超高齢・少子・人口減少・単身世帯社会」が加速する中で、社会保障だけでは個々のリスクに対応することができなくなっています。これまで介護サービスの充実を目指してきた制度の大転換と言われており、全ての高齢者が社会参加をすることで自分たちの思いを実現できる集いの場や居場所、支え合いの仕組みづくりが求められています。
疫学研究で得られたデータをもとに、健康長寿を維持するために必要な考え方を整理した後に、協議体の役割や進め方について学びました。協議体は、地域が元気になるための話し合いの場であり、関係者のネットワークによって、地域づくりが実質的に進むことが大切になります。形式的な組織づくりではなく、市民が主体となって話し合える場を目指していくために、圏域の考え方や運営のポイント、課題把握の方法など、協議体を進めていくうえでたくさんのヒントを得ることができました。また、「協議体は、地域のプロのつどいの場」、そして、日常生活で自然に継続して行っている活動や生活行為は「地域の宝物」など、素敵な言葉を教えていただきました。
これからの協議体では、地域の宝物をみんなで共有しながら、みなさんと一緒に自分の考える10年後の生活やこうありたいと願う地域の姿を話していきたいと思います。
~次回の協議体について~
・なつきちゃんにし
平成30年4月19日(木)13時30分から、漆生本村公民館で開催します。
・なつきちゃんひがし
平成30年4月19日(木)10時00分から、鴨生町公民館で開催します。
ぜひご参加ください(^^)