毎日があっという間に過ぎ、早くも4月が終わろうとしています。
先日、「家が決まりました」と嬉しい報告がありました。
数カ月前に家探しの相談があり、様々な手段を考えてきましたが、仕事やお金、保証人など複数の課題があり、なかなか思うようにいかず、Aさんも肩に力が入っている状況が続いていました。
しかし、最近入居先が決まり、手続きがとんとん拍子に進んだことで、これまで強い口調だったAさんの表情に変化がありました。
ようやく一歩前進でき、何より笑顔が戻ったことが嬉しく思います。
投稿者: itou
鯉のぼり
市内では、鯉のぼりがあちこちで見られるようになりました。
大きくて迫力のあるものやカラフルなものなど、様々な種類の鯉のぼりが飾られています。
今日は、公民館のすぐ側で泳いでいるのを見かけました。
みなさんのおすすめスポットがあれば、ぜひ教えてください。
ふれあい・いきいきサロン
ふれあい・いきいきサロンは、地域のみなさんが集まり、おしゃべりや食事、レクリエーションなどを通して交流できる場所です。
一人暮らしの方で外出の機会が少ない方からは、サロンに参加することで「毎日が楽しくなった」との声を聞いています。
ある行政区のサロンでは、毎回Aさんが1人で準備をしていましたが、「たった1人で会場の準備するのは負担がかかる。今年いっぱいでやめようと思っている」と話されていました。
しかし、会場が開く1時間前から、楽しみに待っている方もいらっしゃるそうで、続けるか悩んでいるとのことでした。
サロンの内容は行政区によってさまざまですが、無理なく続けられる方法を、福祉推進員のみなさんとも話してみたいと思います。
地域の方の温かい見守り
地域の方から、「ラジオ体操の帰りにAさんの自宅の前を通った。ポストには郵便物がたくさん届いているようだったよ」と電話がありました。
Bさんは、Aさんのことを日頃から気にかけてくださっていて、気づいたことがあれば、支援で関わりのある本会に連絡をしてくれます。
今でも温かい見守りが続いていることを知り、とても嬉しくなりました。
建物滅失登記の申請準備
今回、法人後見で支援する方の自宅を解体したため、建物滅失登記の手続きについて調べてみました。
自宅の取り壊しが完了すると、建物滅失登記を一カ月以内に法務局で行う必要があるそうです。
これは、建物の名義人以外でも、委任状があれば手続きができるそうです。
通常は、取り壊し業者にお願いすることが多いようですが、Aさんの金銭的な負担を少しでも軽くするため、自分達で申請の準備をすることにしました。
初めは、何が必要なのか分からない状況で戸惑いましたが、取り壊し業者の協力もあり、書類を揃えることができました。
来週、法務局で申請をすることにしています。
新聞記事の切り抜きで一笑
先日Aさんに、「これを読んで笑って」と新聞記事の切り抜きをいただきました。
Aさんは、数々の記事を集めては、読んでもらいたい人を思い浮かべて、それぞれに記事を渡しているそうです。
内容は、感動するもの、クスッと笑えるもの、考えさせられるものなど、日によって違うとのことでした。
暗いニュースが続いていたので、少しでも笑顔になればというAさんの気持ちが嬉しかったです。
心配ごと相談中止のお知らせ
4月8日(水)、4月22日(水)に稲築地区公民館で開催予定の心配ごと相談は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止とさせていただきます。
今後の開催予定については、決まり次第、ブログ等でお知らせします。 3月に引き続きご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
買い物移動支援を中止します
軽費老人ホーム稲穂園協力のもと、毎月第3水曜日に実施している買い物の移動支援について、新型コロナウイルスの影響で4月も中止することになりました。
次回の開催日は未定です。
買い物にお困りの方で、対象となる方がいらっしゃいましたら、随時相談を受け付けていますので、まずは本会へお問い合わせください。
支援に必要なもの
自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしていますが、解決に向けてサポートをするにあたって、本人の「今の生活を変えたい」という強い意思と行動の有無が将来を左右すると感じています。
数カ月前から関わっているAさんとは電話ができないため、手紙やメールでやりとりをしていますが、本人からの反応がなければ、それだけ時間がかかってしまいます。
返事を待つ間は「これからの生活をどう考えているか」「本人の力でどこまでできるのか」など、本人の考えを想像するしかありません。
辛く苦しい生活から、少しでも早く立ち直れるようにと考えていても、相談者側の気持ちと行動が伴わなければ、支援がストップしてしまうということを痛感したケースとなりました。
Aさんと猫
最近、ある方から「ちょっと話を聞いてほしい」と電話がありました。
訪問し話を伺うと、エアコンが壊れたことや突然の不幸が続いたことで貯金が尽きてしまい、まともに食事が取れていない状況だということが分かりました。
そのような状況になってもAさんは、自分よりも一緒に暮らす猫の食べ物を心配していました。
Aさんは、「猫の餌は、近所の方から譲ってもらえることになった」と安堵されていましたが、もう少し自分自身のことも大切にしてほしいなと、複雑な気持ちになった出来事でした。