先日、約3年前に相談を受けたAさんが来所されました。Aさんは、かま自立相談支援センターを開設した当初、年金が少なく、様々な工夫をしながら支出を減らし、生活されていましたが、いよいよ食べるものにも困り、センターに電話されました。生活保護基準額を大きく下回る収入だったため、生活保護につなぎ、さらには就職先を一緒に探して、紆余曲折を繰り返しながら、3年間が経過しました。
本会で始めたフードバンク事業は、Aさんとの出会いからでした。
今回の来所は、「保護の廃止手続きを終えて、給与と年金で生活できるようになったのを報告しにきたの」と、とても嬉しいお知らせでした。
Aさんの晴れ渡る笑顔と新たな目標を語る力強い目に、大きなパワーを頂きました。