8月28日、春日市クローバープラザで開催された、福岡県日常生活自立支援事業専門員研修会に参加しました。
愛知県淑徳大学の瀧 誠(たき まこと)さんから、アルコール依存症や精神疾患を持った方への支援のあり方について、講義や事例検討を通して学びました。
アディクションの特性や治療の過程、関わり方の理解を深めた上で、事例検討を行いました。質問を繰り返しながら、全体像を深め、事例提供者の悩みに対して、グループで「こうしたらどうか」という提案を行ったり、関わりが難しく、うまくいっていないと感じるケースでも、危機的状況に陥ることなく、ご本人の揺れに合わせて関わることができているケースを共有しました。
連携とは役割の分担であることや視点の異なる関係者と一緒に関わっていくことの大切さ、ご本人の身体上、精神上の限界が来た時を悪く捉えるのではなく、仕切り直しができると捉えることが大切だと学びました。