1月16日(水)、福智町地域交流センターにて、第9回生活支援コーディネーター連絡会が開催され、職員2名で参加しました。
最初に、福岡県包括ケア推進係 梅岡さんから、「自家用有償旅客運送及び道路運送法の許可又は登録を要しない運送」と「通所介護の送迎」について、概要を説明してもらいました。
次に、公益財団法人さわやか福祉財団 さわやかインストラクター 江口陽介さんから、「生活の足 その仕組みづくり」をテーマに、住民主体の移動支援について話してもらいました。佐賀県での事例をもとに、仕組みづくりを行ううえで大切なことは、自立しているからよいのではなく、常に地域の情報を把握しておく視点、また、目の前にあるニーズに向き合い、まずは今ある社会資源を活用した仕組みづくりから始めることと教えてもらいました。
その後、生活支援の現状や進め方、サービスの創出について、グループワークで情報交換を行いました。買い物支援や地域で集える居場所、ちょっとした困りごとを助け合う仕組みなど、実際にサービスを創出しているものの、サービスの担い手が不足している、地域住民や地元商店にいかに協力してもらえるか等、課題についても共有しました。
最後に、本会事務局長の木山から、サービスの創出や担い手の確保には、まずどのくらいの範囲で行うのかエリアの設定が大切であること、地域で役を持たない方に協力してもらい一緒に考えてもらうことが大切との説明がありました。