2月5日、福岡県中小企業振興センターで開催された生活支援コーディネーターステップアップ研修に参加しました。
まず初めに、福岡市社会福祉協議会の藤田博久さんから、地域づくりの実践には、全体像の把握や有効的な手法を使ったアセスメント、社会資源の開発に向けたポイントや考え方など、勢いだけで実践するのではなく、論理的に整理することの大切さを学びました。
その後、うきは市からの実践を聞いたうえで、藤田さんの講義で学んだ理論のどの部分にあたるのかを、事例を振り返りながら確認しました。
午後からは、ワールドカフェ形式で「ニーズ把握がうまくいっている状態とはどのような状態か」をテーマに、グループワークを行いました。他の生活支援コーディネーターの活動や考え方を知り、SCとして悩んでいたことがすっきりし、もう一度新たな気持ちでやってみようと思えるようになりました。
最後に、本会の木山事務局長が、協議体は会議ではないことや地域住民の主体化を求めるのではなく、客体化しないようにするという視点の大切さ、存在が認められるような包み込む地域づくりを目指していくことが大切だと話しました。