2月23日、日本社会福祉士会が主催する2018年度貧困問題・生活困窮者支援ソーシャルワーク全国実践フォーラムに、職員2名で参加しました。
午前中は、生存権保障を支える~ソーシャルワーカーだからこそできること~をテーマに、明治学院大学の新保美香さんが話されました。ケースワーカーとしての経験を交えながら、貧困の捉え方や社会的孤立、地域福祉、生活困窮者自立支援制度の相談支援員に求められる倫理や基本姿勢、ソーシャルワーカーに求められていることを学びました。
午後からは、生存権保障の現場の今~当事者とソーシャルワーカーを支える視点を考える~をテーマに、ホームレス支援に携わる宮澤進さん(独立型社会福祉事務所NPOほっとポット)、豊島区くらし・仕事相談支援センターの主任相談支援員小林聖子さん、性的マイノリティに関するソーシャルワーク教育を実践されている沖縄大学の加藤慶さんから、日頃の活動について話を聞いた後、それぞれの分野からソーシャルワークをどうとらえ、実践しているのかを学びました。
改めて、相談を受ける者としての責任の重さを感じるとともに社会福祉士の倫理綱領の大切さを痛感しました。