飯塚市・嘉麻市・桂川町社会福祉協議会の主催による公開講演会を開催することになりました。
血縁、地縁、社縁という、これまで困った時のセーフティネットの役割を担っていた「縁」(つながり)が希薄化する中で、社会的に孤立したり経済的に困窮する方々が増えてきていいます。今日の社会にはホームレスになったり生活困窮から抜け出せないのは「自己責任」だという考えがありますが、社会や周囲の人間の責任は本当にないのでしょうか。
講師にお呼びする奥田知志さんは、「ハウスレス」(宿なし・経済的困窮状態)と「ホームレス」(家族、地域、組織など)はつながっていて、ハウスレス状態の解消だけでは問題の解決にならず、同時に「ホームレス」状態を解消するための支援が必要だと言われます。
これからは、福祉従事者だけではなく、多くの地域住民が伴走する支援が求められているため、一人ひとりに何ができるかを一緒に考えていきたいと思いますので、ぜひご参加ください。
★日時 平成27年1月30日(金)15時~17時(開場 14時15分~)
★場所 桂川町住民センター2階 会議室
★内容 「今、なぜ伴走型支援が必要なのか…」~生活困窮者支援の現場から~
★講師 認定NPO法人 抱樸(旧 北九州ホームレス支援機構)理事長 奥田知志氏
★参加対象 関心のある方
★参加費 無料
★参加申し込み 1月23日(金)までにお申し込みください。
お問い合わせ・お申し込み先
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751