先日、Aさんのお宅に伺い話をしていると、少しぎこちない表情をしていました。どうしたのか尋ねると「家に人が来ることはあまりないので緊張しています」と話されました。
私たちは、生活状況を知ることやできるだけ話しやすい環境で話してもらうことを目的に、自宅を訪問することが多くあります。また、「入って入って」と言い、リラックスした様子で話される人が多いこともあり、私自身、自宅を訪問することは相手のプライベートな空間に入るということであるという意識が薄れつつあることに気づかされました。
自宅を訪問することや話を聞くことを通じて、相手の生活エリアに入らせてもらっているという意識を日頃から忘れずにいようと感じたひと時でした。