1ヶ月以上前に、負債があり生活が苦しいと相談に来たAさん。課題を整理した上で、分割での借金返済や支出の見直しなど、Aさんの生活を維持しながら、お金を借りず解決できる方法を提案しましたが、Aさんが納得できる方法ではなく、連絡のつかない日々が続いていました。
そのAさんが、疲弊した様子で来所されました。金策に奔走したそうですがうまくいかず、途方にくれたそうです。Aさんがどんな1ヶ月を過ごし、どんな思いで訪ねてきてくれたのか、想像することしかできませんでした。
私たちは、相談者の話を聞くなかで、課題を明らかにするために、時には言いづらいことも言葉にしなければならないことがあります。相談者の言う通りに動くことが、受容することではないと感じた相談でした。