自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしていますが、解決に向けてサポートをするにあたって、本人の「今の生活を変えたい」という強い意思と行動の有無が将来を左右すると感じています。
数カ月前から関わっているAさんとは電話ができないため、手紙やメールでやりとりをしていますが、本人からの反応がなければ、それだけ時間がかかってしまいます。
返事を待つ間は「これからの生活をどう考えているか」「本人の力でどこまでできるのか」など、本人の考えを想像するしかありません。
辛く苦しい生活から、少しでも早く立ち直れるようにと考えていても、相談者側の気持ちと行動が伴わなければ、支援がストップしてしまうということを痛感したケースとなりました。