かま自立相談支援センターのB相談員は、Aさんから、悩んでいることや今後の生活に関する希望、ご家族への思いなどについて相談を受けました。そのなかで、Aさんの精神状態が不安定なことが気になり、希望に沿うままに支援の方向性を考えるだけで良いのか悩んでいました。
そこで、他の相談員を交えて、Aさんの支援の方向性についてあらゆる可能性を考え、まずは関係機関を介して、Aさんの最近の様子や生活状況を探った上で、支援の見通しを立てていくことにしました。
直接相談を受けた相談員にしか感じられないAさんの視線や話し方、雰囲気から感じたことを話します。その内容を聞きながら、B相談員の考え方や思いに対して、感じたことや考え方を伝えます。話し合うことで、見えなかった課題や何から始めたら良いのかを、見いだすことができました。