生活支援コーディネーター初任者研修

 721日にオンラインで開催された福岡県生活支援コーディネーター初任者研修に参加しました。研修会では県内の状況や生活支援コーディネーターの働きについてなどの講義がありました。
 研修を通して感じたことは2つあります。1つ目は、生活支援コーディネーターとしての視点を持って相談を受けることです。日々、色んな悩みを抱えた人と出会います。それを総合相談を受ける社協職員として話を聞くだけではなく、生活支援コーディネーターとして、資源開発や地域で取り組めることはないかということも考えながら、聞くことが大切だと感じました。そのためには、個人の悩みはその人だけの課題ではなく、地域や社会全体の課題かもしれないという考えを持つことが必要だと思います。
 2つ目は、地域づくりを楽しむということです。ある講師の方から「コーディネーター自身が楽しめることが大切」という話がありました。今まで、私は「より良い地域をつくること」に重点を置いていました。しかし、この言葉を聞いて、地域づくりを楽しむことが自然と良い地域になることに繋がるのだと思うようになりました。
 私はソーシャルワーカーの専門性の1つに可能性を引き出す、生み出すということがあると思います。地域の可能性を信じて、住民のみなさんと地域づくりを楽しみたいです。

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