相談支援従事者研修2日目

今日は、昨日に引き続き、大野城まどかぴあで開催された平成27年度福岡県相談支援従事者初任者研修を受講しました。
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上智大学 総合人間科学部 社会福祉学科 教授の大塚晃さんによる講義『障害者総合支援法等の概要』では、この法律が目指すものとして、地域生活を支えるために、居住、医療、日中活動、余暇、人間関係等の一つひとつにおいて本人の想いをしっかり汲み込むことが重要なポイントであることの話がありました。それらのサービスをまとまめるために、人、担当者会議、ツールとしてサービス等利用計画、個別支援計画が必要だということを学びました。また、相談支援専門員が作成するサービス等利用計画は、個別計画の内容を盛り込んだ総合的なご本人の将来計画であることを強調されました。
福岡県社会福祉士会 坂田理恵さんの講義『相談支援における権利擁護と虐待防止』では、虐待防止法の内容や虐待対応の流れ等の説明があり、相談支援専門員として、発見しなければならないとの話がありました。権利侵害を見逃さないようにしなければならないことを改めて学びました。
最後は、『相談支援の基本姿勢』というシンポジウムがあり、相談支援事業所 セルフサポートこぐま 入部祥子さん、相談支援センター みらい 大田兼寛さん、福岡市南区知的障がい者相談支援センター 田中一弥さん 3名のシンポジストのお話を伺いました。相談支援専門員として仕事をされているみなさんからは、一人で抱え込まずにネットワーク、仲間をつくって取り組むことの大切さやそれぞれが感じておられるやりがい等を伺いました。
二日間、充実した内容の研修でした。次回は10月末に開催されます。

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