在宅介護者の集い

午後1時から、在宅介護者の集い定例会を稲築地区公民館で開催しました。
意見情報交換の中では、福祉施設における職員による虐待の話になりました。
デイサービスをほぼ毎日利用されている方からは、自分の気持ちのどこかに「預かってもらっている」という感覚があって、施設に対する不満や言いたいことがあっても、無意識に我慢してしまっている部分はあると思うという話がありました。ほかの参加者の方も頷かれている方が多くおられ、そのような思いへの配慮もとても大切なことだと感じました。
また今回は、男性介護者が2名参加されました。
そのうち、最近参加されるようになったAさんは、奥さんが認知症だと分かった時の気持ち、それから続いた葛藤、そして今の気持ちを話され、「困った時には本音で語って、気持ちを通わせることが大切だと感じた」と話されました。また、80歳を過ぎて、料理を学び始めたこと、また奥さんのために自分にできることを探すためにいろんな本を読み続けていること、いろんな方の経験を聞いて、自分の介護に生かしたいという思いで、この集いに参加しはじめたことなどを語られていました。
今後もより多くの方と、在宅での介護について語り合うことができればと考えています。
来月(11月)は12日(木)に山田ふれあいハウスで開催します。
関心のある方はまず下記までご連絡ください。

社会福祉法人 嘉麻市社会福祉協議会
 電話:0948-42-0751

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