職員自主勉強会で菊池恵楓園へ

今日は、職員自主勉強会として、ハンセン病回復者の方々が生活されている国立療養所菊池恵楓園へ行きました。
現地に到着し、まずは、入所されている杉野芳武さん、桂子さんご夫妻の講話を聴きました。
入所するときの複雑な思い、収容所のような生活、様々な差別を受けてきたことを話されました。辛い過去を振り返り、お話をしてくださる、このことをどう受け止めていくのか、職員一人ひとりが考えていかなければいけないと感じました。
また、社会交流会館学芸員さんから差別についての話がありました。自分の中にある差別の心に気づくことが大切だと思いました。
その後は、社会交流会館歴史資料館や園内を見学しました。納骨堂には、故郷に帰ることができないたくさんのご遺骨が置かれ、その数は1000を越していました。無言の叫びを胸にとどめ、フィールドワークを終えました。
様々なことを学んだ勉強会となり、これからの仕事につなげていきたいと感じました。
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