今日は、稲築住民センターにて第3期市民後見人養成講座9日目を開催しました。
1コマ目は、NPO法人権利擁護支援センターふくおかネットの森高清一さんから、権利擁護支援としての虐待対応~「虐待防止法」を地域で生かすために〜をテーマにお話いただきました。虐待が起こる背景や「虐待かもしれない」と思ったときどうすればいいのかなどについて説明がありました。説明を聞く中で、言動や容姿の変化に気づき、深刻な事態になるのを防ぐことや虐待をしてしまった方に対する支援が重要となることなど学びました。
次に松尾・足立法律事務所の松尾朋弁護士から、消費者契約法の内容について説明していただきました。どういった場合に契約の取り消しができるのかや、どういった条項が不当条項にあたるのかなどについて事例を挙げながら教えていただきました。
最後に、ひびき法律事務所の油布剛弁護士から成年後見人の心構えについてお話いただきました。事例について、後見人として気をつけることを各自で考え、その方の置かれた状況について整理し、できる限り本人の意思決定を支援する努力が必要であると学びました。
次回は2月10日(水)です。