5月26日、南阿蘇の天気は曇りでしたが、昨日の雨の影響でごみの受け入れをしてもらえるかの判断が難しくニーズも少なかったため、竹田ベースキャンプからのボランティアの受け入れは中止になりました。今日は、6件のニーズがあり延べ30人のボランティアの方が活動に参加されました。昨晩到着された直方市社協職員2名と本会職員3名は、マッチング班とローラー班に分かれ、マッチング班では、オリエンテーションを中心とした活動を行いました。
ローラー班は、午前9時から、乙ケ瀨地区のメルヘン村と栃木地区ののんびり村で活動を行いました。
こちらは、ペンションが多く、また今回の地震で家屋が崩壊するほど被害が大きかった地区です。今もまだ、ライフラインが通ってないところもありました。今回の調査で、震災後、道路も寸断され、2.3日は情報が全く入らず、孤立した状態となったこと、毎日が不安で夜も休めなかったことなど、いろんな話を伺うことができました。
実際にニーズとしてあがったのは3件でしたが、今後は、物資的なお手伝いから見えない部分のお手伝いへと、まだまだたくさん課題があることを痛感しました。また、常日頃から住民の方々に情報を提供し、困ったときにはすぐ社協へ相談できる体制を取ることの大切さを感じました。