千手地区のときめき学習

8月23日、今日は、嘉穂小学校に通う千手の地域の子どもたちが八丁峠の石畳の道を歩き歴史を学ぶ、ときめき学習が開催されたので、一緒に勉強させていただきました。
これは公民館事業の一つで毎年夏休みのこの時期に行われているそうです。
まず、千手の公民館に集合し、公民館長の方から、八丁峠の歴史について子どもたちへの説明がありました。筑前(嘉麻市方面)から太宰府・博多を通らずに筑後(朝倉・久留米)・肥後(熊本方面)に通ずる最短距離の道で中世からある八丁越えの道は、豊臣秀吉が大隈の益富城に入った時に通ったことで知られています。江戸時代の初めには、参勤交代の道として使用されていました。そして、その中に石畳区間が585m現存していて、そのうち204mが嘉麻市指定史跡として定められています。
説明のあとは、実際に子どもたちと、地域の方、ボランティアの方などで、峠に向かい、石畳の道を歩きました。
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険しい所もあり、子どもたちも「きつい」と言いながら頑張って登っていました。暑かったですが、空気がとても美味しく、川には透き通った水が流れていて、自然の豊かさも感じました。
この八丁峠石畳を守っていくために、「大力八丁超え守る会」のみなさんが草刈りや掃除などの保存活動をされていることも学びました。本当に石畳がきれいに残っていて、ここをずっと歩いていたんだ…と歴史を身近に感じることができた時間でした。

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