認知症地域医療連携協議会

9月9日、飯塚記念病院で行われた認知症地域医療連携協議会に参加しました。
まず初めに、飯塚記念病院のソーシャルワーカーから、平成27年度事業報告と今年度の進捗状況が報告されました。
次に、認知症の人と家族の会 福岡県支部代表者から、家族会のあゆみや相談体制、活動内容が紹介され、悩みを聞いてほしいと電話相談される方の中には、近所に知られたくないと匿名で話される方もおられ、認知症介護の経験者や現在介護をされている方が、対応されているとの事でした。
最後は、グループワークを行いました。3つのテーマ(遠距離介護、近所に認知症の事を知られたくない、認知症の方の運転免許)の中から、私達のグループは、遠距離介護について話し合いました。
医師や弁護士、行政や施設など様々な職種の方が、それぞれ携わっているケースを紹介しました。地域で活動されている方からは、民生委員や福祉推進委員さんなど、懸命に活動されている方の中には、地域で支える事を負担に感じたり疲弊している方がおられることを理解した上で、連携や地域という事を考えてほしいと投げかけられました。
市や町全体で支える仕組みを考えるとともに行政区毎の小地域でも、地域をしっかりとアセスメントし、支える仕組みを作っていく必要があり、まさに、現在、嘉麻市で取り組んでいる地域づくりに通じる事だと思いました。

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