9月20日、公益財団法人さわやか福祉財団による「福岡県における新地域支援勉強会」に参加しました。
介護保険制度の大きな改正により、市町村の実状に応じた支えあいの仕組み作りが求められており、協議体の設置や生活支援コーディネーターの配置など、制度を理解しながら進めていかなければならない事がたくさんあるため、昨年度から定期的に勉強会が開催されています。
今日は、14の市町村から40名が参加し、それぞれの進捗状況を報告したり、仕組みづくりを行う上での悩みを話し、それに対してさわやか福祉財団の阿部さんや竹下さん、本会事務局長の木山が説明する形式で行われました。
住民一人ひとりが、その人らしく生きていくためには、住民参加と協働の地域づくりが大切であることを確認し、サービスを作る事ばかりにとらわれず、また、行政から押しつけられた感じにならないように注意することや地域にあるばらばらの仕組みをまとめていくようにとの話がありました。
仕組みづくりは短時間でなし得るものではないため、現在、嘉麻市で行っている毎月の勉強会や行政区ごとのアセスメントなど、一つ一つを丁寧に進めながら、個別課題からの地域づくりに取り組んでいきたいと思います。