筑豊ブロック市町村社協連絡協議会役職員研修

10月29日(土)は、筑豊ブロック市町村社協連絡協議会主催の公開講演会を開催しました。
テーマは、『地域における「総合相談」の推進とコミュニティソーシャルワーク~地域を基盤としたソーシャルワークの展開に向けて』で、講師には、大阪市立大学大学院生活科学研究科教授の岩間伸之さんをお迎えしました。
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最初に、包括的な相談支援体制について話がありました。生活課題を抱え、何らかの支援を必要としている方が相談できる体制を地域でどう作っていくのか、相談がくるのを待つだけでなく、要支援予備軍の方へ早期のアプローチも必要であることを学びました。制度の狭間をつくった責任は、われわれソーシャルワーカーにもあるのではという投げかけが心に響きました。
次に、地域を基盤としたソーシャルワークとして実践していくために必要なことや8つの機能について詳しく説明いただきました。本人の生活の場で展開することに意味があること、支えていくプロセスに意味があること、個別支援と地域支援を一体的に進めていく事が大切であること等を伺い、今の仕事を振り返ることができました。「一つの事例が地域を変えていく」、そんな仕事をしていきたいと思いました。
今日の公開講演会には、筑豊ブロックの社協だけでなく、県内の社協職員さん、地域包括支援センター、相談支援センターの職員さんも参加され、ともにたくさんのことを学ぶ時間となりました。

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