23日(金)、とても寒く、小雨が雪に変わりそうな天気でしたが、平第二行政区でもちつき会が行われました。
行政区長さんの話では、昔は世帯も多く、年末になると、いたるところで餅をつく光景が見られていたそうです。しかし、世帯数も減り、子ども会や老人会などの団体の活動がなくなる中で、行政区で行うもちつきが住民同士の貴重な機会になっていることを教えてくださいました。
親子で毎年参加されている方、また行政区外からも応援に来られている方などたくさんの方が参加されていて、笑い声の絶えないとてもにぎやかな雰囲気でした。
25日(日)は、前日までの曇天から一転して、青空が広がる中、銭代坊行政区で行われました。
子ども会を復活させたいと考えている方たちの働きかけによって行政区の行事として行われました。
朝から30人を超える子どもたちと、保護者や地域の方がたくさん集まっていました。
行政区長さんは「行政区で餅つきをするのは、おそらく10年ぶり。このにぎわいがうれしいね。それにしても、こどもがこんなにいるとは思わなかった」と話されていました。
また、子ども会の代表をされる方は、「自分も銭代坊で育ち、子ども会にもお世話になった。その恩返しをしていきたいと思っています」と話されていました。
ある参加者の方は、「知らないこどもに声をかけるだけで、不審者と思われかねない時代です。こうした行事でまず子どもと大人が顔見知りになること、それが地域で子どもたちを見守る第一歩なんやないかな」と話してくださいました。