7月11日(火)、先週予定していた講座が、台風の影響で延期になったため、本日は3回目の第5期嘉麻市市民後見人養成講座の開催となりました。
嘉麻市の福祉施策をテーマに、1コマ目は、嘉麻市市民課国保年金係 村上ゆかりさんから、健康保険制度における窓口での手続き等について、2コマ目は、直方年金事務所 お客様相談室室長 本山文絵さんから、成年後見制度の関わりを含めた年金制度について説明してもらいました。
3コマ目は、嘉麻市福祉事務所保護課の田口美紀さんから、スーパーバイザーとしての立場から生活保護法について話してもらった後に、本会が福祉事務所から受託し、生活困窮者の相談窓口を開設している、かま自立相談支援センター 渡辺センター長が、生活困窮者への支援について話しました。
生活を断片的に見るのではなく、生活のしづらさに視点を置き、総合的に自分の住む地域を見ることで、今までは見えなかった気になる人が見え、「どこかに相談してみたら」と声をかけることができると、センターに寄せられた相談を交えながら、地域に住む1人の住民としてもできる役割があることを伝えました。